こんにちは。
今回は、プライベートレッスンについて記載します。
これまで子どもから大人まで多くの方のプライベートレッスンを担当しました。
現在、妊娠9ヶ月で新規のレッスンは行っておりませんが、
オンラインのプライベートレッスンは気兼ねなくできる方とのみ続けています。
その中でも今回はインドネシア在住の13歳と12歳の姉妹について
記載しようと思います。
キッズ向けのオンラインレッスンでお悩みの方の参考になれば幸いです。
【学習者の状況】
・国籍:インドネシア
・居住地:インドネシア(ジャカルタ)
・レベル:0初級
・母語:インドネシア語
・外国語:英語ネイティブレベル
・年齢:12歳と13歳(中学生)
・レッスン:週1回60分
【目標】
・簡単な会話ができる。
レッスン前にご両親と話した際に、習い事の一つとして
日本語を習わせたいとのことでした。
妹の方が日本のアニメ「ワンピース」が好きで日本語に興味があるそう。
特にJLPTや日本への進学は考えていないとのこと。
【使用教材】
メインで使用しているのは以下2つ。
この他にも、「みんなの日本語」や「日本語初級大地」を使っています。
パワポでオリジナル資料も作ってます。
会話メインなので、「いろどり」とどちらを使うか悩みました。
両方使ってレッスンをやり、どちらがいいか聞いたところ
こちらの「にほんご45じかん」がいいとのことでした。
【レッスン内容】
初めの頃のレッスン内容を記載します。
①新出ひらがな5文字
②ひらがな単語FC(読み)
③活動(ビンゴなど)
④新出語彙
⑤文法
⑥会話
子どもなので、飽きないように活動を多めに取り入れてます。
初期はひらがなと活動だけしていました。
絵を書いたりゲームしたりオンラインでもいろいろな活動ができます。
レッスン30回を終えて、ひらがなもカタカナも読み書きができるようになり、
語彙も増えてきたので文法に時間を費やすようになりました。
会話メインとのことですが、文法が全くわからなければ
会話も成立しないので初級の簡単な文法は教えようと思います。
結構賢い子たちなので、文法のルールを教えた方が理解も早いです。
テキストはオール日本語の表記なので、そのまま使うことはせず、
テキストに載っている文型の順番を参考にレッスンに取り入れています。
【さいごに】
今回、私が引き受けて軌道に乗るまで苦労した
キッズレッスンについて記載してみました。
この学習者の方からの依頼はインスタグラムからでした。
まずは、ご両親と面談し状況やレッスンの希望を聞いて
カリキュラムを提案しました。
その後、体験レッスンを受けてもらい、契約に至りました。
レッスン回数は既に30回を超えました。
0初級でひらがなも挨拶すら知らなかった二人が
今は動詞の辞書形を使った文法で会話できるようになりました。
個人的な感覚としては、絵をたくさん見せたり
実際に活動させたりすることで定着しやすいです。
キッズレッスンについては養成講座でも習わないし
完全に自己流で、ネットにもあまり情報がないので
試行錯誤しながら毎回授業準備をしています。
恐らく、同じ悩みをもたれている方も多いのではないかと思います。
今後、プライベートレッスンで行っている
子ども向けのオンラインでできる活動についても
ブログに記載したいと思います。